少量ずつ出せる油差し

油差し 道具編

漆を扱う作業の時に必ず必要なアイテムの1つが油。

皆さんはどんな容器に入れて使っていますか?

これは金継ぎキットでも自分で用意することになっているアイテムの一つではないでしょうか。

主に油の出番となるのは漆が手についてしまった時や筆を洗う時、こんな時は片手で手早く出したいですよね。ですので、ピンポイントで油を出せる容器を探していました。いくつか試した中からこれはおすすめ!というアイテムを見つけましたのでご紹介します。

まず使ってみたのはコレ

実は金継ぎ教室でも使っていたので同じものを探しました。商品名がわからないのでなんと検索して良いのかもわからず苦戦しました。

オイル差し
「オイラー」というらしいです

こちらはホームセンターなどでも見つけることができました。

油を出すなら油に特化した容器をということですが、なかなかに使い方が難しかったです。

中にバネが入っていてボディ部分を押すとノズル部分から出したい分だけ出るはずなのですが、調整が難しく、注ぎ口の根本から漏れてきてしまいました。使い方のコツがわかっている方は大容量入りますのでこちらでも良いと思います。

見つけた! おすすめ「オイル差し」

それは、ずばりラー油の容器。

ラー油

餃子が大好きな我が家には、常備してあるラー油。お気に入りの商品はS&Bのラー油です。最初この容器を見たとき、プッシュするところが付いていて、すごいと感激しました。

話はそれましたが、ある日餃子を食べながら「この容器に入れてみたらちょうどいいんじゃない?」と思い、使い終わった容器を洗ってさっそく使ってみました。

しかし少し難点が・・・まず、匂いをとるのが難しかったです。

ガラス部分はすぐ取れるのですが、キャップ部分の匂いが取りきれてない感じがしました。あと、分解して洗うので元に戻した後の密着度が下がるのか、じんわり油が漏れてきてしましました。

ですので快適に使えるラー油の容器をゲットするための方法を考えました。

ゲットする方法

やり方は3通りありそうです。

❶おすすめの方法

  • 2本買ってきて、1本を普通に使い終える。
  • 使い終わったら瓶をよく洗う(瓶は匂いが残りにくいです)
  • 1本目の使っていたキャップを新しいラー油につけて、外した使用していないキャップを洗った空瓶につけて油差しとして使う

❷手元に空瓶や詰め替え用の容器があれば、移し替えてしまう。

❸とりあえず試してみるために、使い切ってから、洗って使う

こんな感じでしょうか。美味しくいただいて空の容器を活用したいですね。

油の出方はこんな感じ

油を出している所

さすがラー油の容器、プッシュ部分を押せば1滴ずつ出すことができます。

たくさん出したい時はプッシュ回数を増やしてくださいね。

ラー油は100円ショップでも買うことができました。

しっくりくる油差しがない方、ぜひ試してみてくださいね。

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